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AIがポケカのデッキを考えてくれるアプリを作ってみた!Geminiを活用した次世代の構築体験

ポケモンカードゲーム(ポケカ)のデッキを考えるのって、正直むずかしいですよね。

もともとは家で子供と楽しく対戦するのが主だったのですが、だんだん本格的になってくると「大会に出られるスタンダードレギュレーションで戦いたい!」と思うようになり、デッキ構築の壁にぶち当たりました。

60枚の枠に、ポケモン・トレーナーズ・エネルギーをバランスよく詰め込みながら、ワザのシナジーやエネルギー加速の流れを考えて……気づいたら2時間経ってた、なんてことがザラにあります。

「これ、AIにやってもらえないか?」

という発想から、Geminiを活用したWebアプリを作ってみました。

ポケデッキビルダーの画面キャプチャ


作ったもの:ポケデッキビルダー

コンセプトは非常にシンプルです。

  • 使いたいメインのポケモンを選ぶ
  • AIがそのカードの特性を読み取り、相性のいいカードを探してくれる
  • 最終的にバランスの取れた60枚のデッキ構成を提案してくれる

どうやって動いているか(技術的な裏側)

今回のアプリでは、Gemini APIをただ呼び出すだけでなく、カードデータを組み合わせた仕組みを採用しました。

① スタンダードレギュレーションへの対応

検索ボックスにポケモン名を入力すると、データベースから最新のスタンダードレギュレーションに存在するカードだけを候補として表示します。

② AI(Gemini)によるキーワード抽出

選んだポケモンのカード情報(HP・ワザ・効果テキスト)をGeminiに渡し、相性のいいカードを探すための「検索キーワード」を3〜5個生成させます。

たとえばピカチュウを選ぶと、以下のようなキーワードが返ってきます。

["エネ加速", "雷エネルギー", "特性ドロー", "ベンチ狙い"]

③ キーワードベースのRAG(検索拡張生成)

そのキーワードをもとに、あらかじめ用意しておいたカードデータベースを検索。ポケモン・トレーナーズ・エネルギーそれぞれから相性のよさそうな候補を絞り込みます。

④ デッキの最終構築

「選んだメインポケモン」+「検索で見つかった相性のいいカード群」の情報をまとめてGeminiに渡し、60枚のデッキ構成をJSON形式で出力させます。


実際に使ってみた:メガディアンシー編

「メガディアンシー」を軸にデッキを組ませてみたところ、Geminiから以下のような回答が返ってきました。

Geminiの提案: メガディアンシーexの「ガーランドレイ」で大ダメージを狙うデッキ。コレクレーでエネルギーをサーチし、エネルギーつけかえやエネルギー回収でトラッシュからエネルギーを回収し、メガディアンシーexに加速する。ハンディサーキュレーターで相手のエネルギーを妨害する。

主要な採用カード:

  • メガディアンシーex: デッキの主力アタッカー。
  • コレクレー: 基本エネルギーのサーチ役。
  • エネルギーつけかえ: エネ加速の補助。
  • ハンディサーキュレーター: 相手への妨害。
  • 怖いお兄さん: 相手のどうぐや特殊エネルギーをトラッシュ。

正直な感想

……正直なところ、**「まだまだ私が手動で作ったデッキの方が強そう」**です(笑)。

現状ではカード間の細かい「環境(メタ)」や「プレイングの定石」まではAIが捉えきれていない印象があります。AIのモデルをより強力なもの(Gemini 3.1 Proなど)にしたり、RAG(データベース検索)の精度を高めることで、もっと化ける気がしています。


まとめ:生成AIが得意なこと

ポケカのデッキ構築って、初心者は何から始めればいいか全くわからないものです。このアプリを使えば、**「とりあえずの叩き台」**が一瞬で出来上がります。あとはそれをベースに自分でカスタマイズしていけばOK。

プログラムで一から実装しようとすると非常に複雑な「相性の判定」や「バランス調整」を、AIにふんわりお任せできるのは大きな魅力だと感じました。

今後はもっと実戦で使えるレベルまでアップデートしていきたいと思います!

それでは、また!



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